【例文あり】理学療法士•作業療法士の履歴書・職務経歴書の書き方。保存版！

今回の記事は理学療法士の「履歴書」と「職務経歴書」の書き方と注意点について解説していきます。

面接では「履歴書」の情報が採用に大きく関わってきます。

また、すでにいくつかの職場で実務経験があるセラピストにとっては「職務経歴書」を作成することで応募先にアピールするチャンスにもなります！

（※この記事はクリニック転職を4回経験し、現在はクリニックのリハビリ室責任者兼、採用人事を担当している理学療法士が執筆しています。）

面接官は履歴書の何をみているか？

面接官は「施設見学時の印象」「履歴書・職務経歴書の情報」「面接時の評価」を総合して判断し合否を決めています。

ということは・・・

面接官が評価するポイントを押さえて履歴書・職務経歴書を作成すことが採用に大きく繋がります。

面接官は「履歴書、職務経歴書」の情報をみて

面接で質問していきます。

採用されたい一心で自分の経験してきた以上の事を記載したり、自分にとって不利なる情報を書かないと言った事は結果的にボロが出るのでやめておきましょう。

（理学療法士の履歴書・職務経歴書）作成時に用意するもの

上記の点に注意して履歴書の作成をしていきます。

理学療法士の履歴書の書き方

基本情報の書き方（履歴書の左側）

①日付

• 面接日の日付を記載します。

②氏名

• 楷書で大きく、丁寧に書く。
  
• フリガナ＝カタカナ　ふりがな＝ひらがなで記載する。

③生年月日

• 和暦、陽暦を統一し、算用数字で記載する。

④証明写真

• 3ヶ月以内に撮影した写真を使う。
  
• スーツ姿で撮影し、前髪で顔が隠れたり、歯を見せないように自然な表情を心がける。
  
• 髪色、髪型を適切に！
  
• ヒゲ、ピアスはない方が良い。

⑤住所・連絡先

• 現住所は都道府県から記載する。
  
• マンション名や部屋番号までしっかり記載する。
  
• 振り仮名もしっかり記載する。

⑥学歴・職歴

• 西暦・和暦を統一して書く
  
• 中学校の卒業年次、もしくは高校の入学年次から記載する。
  
• 高校からは入学－卒業年次両方とも記載する。
  
• 学科や学部等も省略せずに記載する。
  
• 勤務してきた病院施設の入職－退職を時系列順に記載する
  
• 病院施設名の正式名称（例　～法人）で記載する。
  
• 現在在職中であれば、「現在に至る」と記載する。
  
• 退職している場合は「一身上の都合により退職」と記載する。

資格・免許・志望動機・本人希望欄の書き方（履歴書の右側）

①資格・免許

• 西暦・和暦を統一して書く
  
• 資格、免許を取得した時系列順に記載する。
  
• 取得した免許、資格で職務に関係しないような物でも必要に応じて記載する。

②志望動機・自己PR

150～250字程度にまとめ、簡潔に記載する。

余白を作らないように記載する。

ネガティブな文章や転職先にアドバイスするような上から目線の文章は書かない！

応募先との風土や相性とマッチすることを思わせる文章を書くことや

志望動機を記載する際に事前に施設見学しておくことで、応募先を見据えた志望動機を書くための材料になるかと思います！

②特技・趣味

1～2つ程度、特技や趣味を記載しておく。

③配偶者の有無

• 文字にかぶらないようにし、きれいな丸で囲む。

④本人希望欄

• 希望する内容がなければ「特になし」と記載する
• 入職日を指定したいなど、どうしても伝えなければいけない事のみ記載する。

理学療法士の履歴書（志望動機の例文）

この例文は、僕が実際の転職で書いた志望動機です

• ポイントは、「自分の経験」「強み」を書く。
  
• 実際に施設見学をして感じたことを書く。
  
• この職場を選んだ理由を書く。
  
• 入職後のビジョンを書く。

上記のような点を意識すると説得力のある志望動機が書けます。

理学療法士の職務経歴書の書き方

応募先によっては必ずしも職務経歴書の提出を求められない場合もありますが・・・

いくつかの職場を経験してきた理学療法士の方は職務経歴書の作成をおすすめします。

職務経歴書（概要の書き方）

①職務経歴

• 病院施設の法人名から省略せずに記載する。
• 就業期間、役職等があれば記載する。

職務経歴書（業務内容の書き方）

• どのような業務についていたか、仕事内容や経験した事を具体的かつ分かりやすく記載する。
  
• 【役割、役職】＋【具体的な仕事内容】＋【実績、経験できた事】で構成すると分かりやすい。
  
• 実績や評価は具体的な数字を用いると具体性が増す。
  
• 成功体験や業務内で工夫し努めてきた事を記載する。

職務経歴書（資格等・自己ＰＲの書き方）

①資格等

• 履歴書の免許・資格欄と被っても良い。
  
• 西暦・和暦を統一して書く。
  
• 資格、免許を取得した時系列順に記載する。
  
• 取得した免許、資格で職務に関係しないような物でも必要に応じて記載する。
  

②自己ＰＲ

• 履歴書の志望動機・自己ＰＲ欄では志望動機に特化して書き、職務経歴書では自己ＰＲを書くと良い。
  
• 仕事に対する意欲や熱意を文章に込める。
  
• 上記に記載した職務経歴を基に自己PRを書く事で文章に整合性が生まれ説得力が増す。

履歴書・職務経歴書の封書の書き方とマナー

封書の書き方

表①

• 住所は都道府県から記載する。
  
• 丁目や番地も－（ハイフン）ではなく省略せずに記載する。
  
• 宛名は担当者が特定できる場合は【担当者名＋様】、不明もしくは部署あての場合【御中】。

表②

封筒の左下に履歴書在中と赤字で書き、定規を使って四角く赤で囲む。

裏①

住所、氏名は左下4分の1のスペースに書くと納まりが良い。

封入時のマナー

• 封筒の表から見て、履歴書（証明写真が前になるように）⇒職務経歴書⇒その他書類の順にクリアファイルに入れて封入する。
  
• 書類は裏表・上下を揃えて封入する
  
• 封字（〆印）も忘れずに書く

プロによる履歴書・職務経歴書の添削サービスを使う

自分の作成した書類に自信がもてない場合には転職サイトに登録して

担当アドバイザーに履歴書・職務経歴書の添削してもらうのも一つの手段です。

転職サイトは無料で利用できます。

第三者に客観的な意見をもらうことで、完成度の高い応募書類が作成できて採用に繋がりやすいかと思います。

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