めちゃめちゃ長生きする時代がやって来きます!
平均寿命が100歳になると聞いてどう思いますか?
人によってその答えは様々だとおもいますが、この「長寿化」と言う現象に対し人類共通の課題が湧いてでてきます。
その課題の一つが「老後資金」です。長く生きるということはそれだけお金が必要になってきます。
現在20~30代の理学療法士の方はこれまでとは違ったワークライフバランスを考えていく必要があり、『LIFE SHIFT100年時代の人生戦略』はとても参考になる1冊です。
いきなり結論
理学療法士がワークライフバランスを見直す理由は?
国連の推計によると、これまでの時代は100歳まで生きられる人は全人口の1〜2%でしたが・・・
想像してみて下さい。
「健康」で「友人がいて」「資産」があれば長寿化はありがたい話かもしれませんが・・・
しかし、その逆のパターンになってしまったらどうでしょうか?
長い人生を生きるにはその分、お金がかかる。稼ぐにはカラダと心を酷使し続け、老年期においてもそれが続く・・・そんな生活できますか? 友情や家族との絆はその時どうなっているでしょうか?
想像しただけで怖いですね。
理学療法士もワークライフバランスとキャリプランを考えないと詰む・・・
あなたは80歳まで理学療法士として働けますか?
なぜかというと、終身雇用制度でまとまった退職金を受け取れ、なおかつ公的年金が保証されていたから成しえた人生プランだったからです。
ステージ1 学生時代に教育を受け
ステージ2 仕事につき(長年同じ会社で働き続け)
ステージ3 引退し余生を過ごす
しかし、長寿化により今までの通りの3ステージに分ける事ができなくなってきたのです。
あなたが60歳で引退し、100歳まで生きたら老後資金いくら必要ですか?
Ans:単純計算ですが、月20万円の生活費として・・・
240万円×40年=9600万円
3ステージ崩壊はなぜ通用しなくなるの?
①公的年金が今後も機能している保証がない
②頼れるのは個人の蓄えのみ。
③引退期間が長くなることでより老後資金が必要になる。
対策として、「単純に引退を先延ばしにして80歳くらいまで頑張って働く」か、「現役中にワークライフバランスを見直しどのようなキャリアプランを描くか本気で考える。」の2択になってきますよね。
今までのように年金と貯金で老後を過ごすという人生設計ではダメといことですね。
これからの時代に必要な理学療法士のワークライフバランスは?
著書では「マルチステージ」というものを提案しています。
つまり、働きはじめても、教育と仕事を流動的に繰り返す「働きながら学ぶ」「学びながら働く」という事です。
学びと仕事を繰り返しながら、自分のキャリアを描いてく必要性を本書では提案されています。
私もあなたも頑張って学校で学び、実習をクリアし、国家試験に合格して理学療法士になったと思いますが、再度学びを取り入れながらキャリアを考えていくということです。
理学療法士もサラリーマンとしてだけでは終われない!
どうやら、長寿化により再度、学習に投資する覚悟が必要になりそうですね!
じゃあ、具体的にどんな生き方をすればいいの?
本書が提案している新しいマルチステージとは
自身を考察していく時期で、一ヶ所に身を置くのではなく身軽に探検と旅を続け、多様な価値を経験するためのステージ。
エクスプローラー時代で得た経験から、自分でビジネスを行うステージで、失敗からも学びを深めることが求められます。
ポートフォリオ・ワーカーとは、過去の仕事や経験から、さまざまな活動を同時並行的に行うステージです。
そして自分でビジネスを行う事が学びになるし、経験にもなり。またそれを活かしてまたサラリーマンに戻ってみると、まったく違う視点で働くことができる。これを繰り返し様々な仕事や活動を同時並行し活動できる人材になるということですね。
今の時代、実際にポートフォリオワーカー的な活躍している方は多くいます。色々な活動を通して本業の収入に頼らなくても、分散的収入がある状態を目指します。
私もポートフォリオワーカー的な働き方を目指して頑張ている最中です。
関連記事
ワークライフバランスは何を重要視すればよいのか?
仕事にフォーカスしすぎると視野が狭くなり、カラダを壊すし、心が病む。また家庭環境が悪化してしまう可能性があり、たちまち仕事どころではなくなってしまいます。
本書では無形資産「人生を豊かにし、金銭的資産(有形資産)の形成にも役立つもの。」を大事にする人が幸せになれると書かれています。
「スキル」「知識」「仲間」「社会的評価」など、生産性、所得の向上、キャリアアップに役立つ資産です。
「健康」「友人関係」「家族との繋がり」など幸福感や人生の充実をもたらしてくれる資産です。
「十分な自己理解」「多様な人脈ネットワーク」「柔軟な対応力」など新しいものに対する開かれた姿勢を持ち、人生100年時代に適応して自らを変化させていく資産です。
無形資産を人生のベースとして築くことで結果的に有形資産の形成につながり、幸せな人生を送れるということですね。
ワークライフバランスを意識した休日の過ごし方って?
「マルチステージを意識したキャリアプラン」や「無形資産の構築」など課題が見えてきましたね。そうなると休日などの余暇時間の使い方がキーポイントになります。
本書では、休日の行動をレクリエーション(=娯楽)からリ・クリエーション(=再創造)へ変化させることで、「自己成長すための手段としよう」提唱しています。
なぜなら、だらだらと休日を過ごすのではなく、リフレッシュしながらも常に成長しないとこれからの世の中で対応することができなくなっていくからです。
例えば、休日にブログを書いたり、英語を習ったり、DIYしたり、筋トレやヨガをしたり自由な発想で自分の身に付けたいスキルの習得のためにリ・クリエーションを行いましょう。
レクリエーション的な時間の使い方から、リ・クリエーション的な時間の使い方へシフトしていきましょう。
個人的には、余暇時間は「無形資産の形成」に目を向けてみるとリフレッシュも兼ね効率的じゃないかなと思います。
例えば、家族とキャンプに行ったり、友人に料理を振舞ったり、休日に軽い運動や筋トレ、もしくはジムに通ってアクティブレストする。こんな感じの休日ならリフレッシュにもなり、仕事への活力チャージになりそうですよね。
理学療法士もワークライフバランスが取れる職場に身をおこう!
今の職場でどんな「スキル」「知識」「経験」を得るために働いているか明確に意識できていますか?
キャリアプランを考える上で上記の図を意識することは重要です。
さらに、本書で紹介した「マルチステージへの移行」や「有形資産の形成」も視野に入れて考えると自分が身をおくべき職場が見えてきます。
- 本業(理学療法士の仕事)の「スキル」「知識」「経験」の獲得を優先にしたい時期の場合
- 「マルチステージへの移行」や「有形資産の形成」を優先したい時期の場合
本業(理学療法士の仕事)の「スキル」「知識」「経験」の獲得を優先にしたい時期の場合
- 今の職場で得られる「スキル」「知識」はなんなのか?
- また、「リハビリの経験」や「役職者としての経験」は得られるのか?
上記のようなポイントを考えてみましょう。
今の職場での目標が達成したら、「マルチステージへの移行」や「次の職場へのキャリアアップへの道」を考えてみる時期かもしれません。
関連記事
「マルチステージへの移行」や「有形資産の形成」を優先したい時期の場合
「マルチステージへの移行」や「有形資産の形成」をするためにはそのための時間を捻出する必要があります。
時間を捻出するためには、本業で時間を融通できないとなりません。
例えば、「残業をいかになくせるか」や「週4日勤務で常勤として雇ってくれるか」「勤務日数を減らして非常勤として雇ってくれるか」などの工夫をして時間を工面する必要があります。
時間の融通が利かない職場環境であれば、時間を捻出するために転職を視野にいれてみてはいかがでしょうか?
この場合の転職の目的は「マルチステージへの移行」や「有形資産の形成」のために時間捻出ができる職場環境を探します。
- 例えば
- 残業がない
- 年間休日が120日以上ある
- 休み時間がしっかり取れる
- 非常勤募集をしている
このようなポイントを重視して転職しましょう。
下記の表は当サイト管理人が厳選した転職サイトの情報をまとめたものです
サイト名 | |||||
特徴 | 口コミ人気No.1 地方求人豊富 | 保有求人数業界1位 レア求人・高額求人 | 担当の質No.1 | 大手マイナビ運営 手厚いサポート | スカウト機能あり |
求人件数 | 約40、0000件 +非公開求人 | 約45、000件 +非公開求人 | 非公開 | 約32、000件 +非公開求人 | 約28、300件 |
求人内訳 | PT:17、500件 OT:15、800件 ST:7、140件 | PT:20、000件 OT:16、800件 ST:7、400件 | 非公開 | PT:13、400件 OT:12、000件 ST:6、300件 | PT:12、000件 OT:10、000件 ST:6、300件 |
連絡方法 | 電話 メール LINE | 電話 メール LINE | 電話 メール LINE | 電話 メール LINE | 電話 メール LINE |
エリア | 全国 | 全国 | 東京・神奈川・千葉 埼玉・大阪 | 全国 | 全国 |
公式HP | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
コメント